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珍しく、きもの以外について書きます。
普通に長いので(笑)さらっと読み流してくれて構いません。
もっとかみ砕いて手短に教えてよー!という方はぜひ着物BAR(詳しくは末尾)にお越しください。笑




タイトルから一目瞭然なんですが、
実はわたくしはクリスチャン、キリスト教徒です。

きもののイメージが強いせいか、そう言うとびっくりされることも多いんですが(笑)
きものと宗教は全く関係ありません!
特に私の場合はファッションの一部としてきものを着ているので
本当に全く関係ありません。笑
きもののことを除いても、だいたいは皆さんと同じ生活をしています。

実際、どんなところが違うの?
普段の生活ってどんな感じ?
ということを、すこーし書いてみたいと思います。




○私が信じているもの
ひとくちにキリスト教と言っても、考え方は様々。
いわゆる宗派(とはあまり言いませんが)によっても違うし、
教会によっても違うし、個人によって違う部分もあります。
なので敢えて「クリスチャン」ではなく「私が」信じているものについて書かせてもらいます。

キリスト教はいわゆる一神教、神様は一人しかいないという考え方なので、
信じる対象は「神様」です。いくつか呼び方はあるのですが、すべて同じ神様なのでここでは神様と統一します。
神様はこの世界を作った方で、この世のすべてを知っておられる方です。
つまり、私が生まれた理由やこれからの人生、
どんな仕事をしてどんな人と結婚していつどんな死に方をするのか…
ということをすべて知っている唯一の方が神様です。
なので将来に不安があったり心配事があるときは神様に頼ります。
「今週末の大切な仕事がうまくいくか不安です、
神様はすべてをご存じなので私の不安を取り除いて落ち着いて仕事に臨めるように助けてください」というように。
いやもうめっちゃカジュアルに頼るので「明日の朝は絶対寝坊しませんように!」とか
「遅刻しそうなのに鍵がない!神様どこにあるか教えてください〜〜」とか、ほんとすぐ祈ります。


万能の方、神様にできないことはありません。
聖書には神様(または神様のこどもであるイエス様)が起こした奇跡がたくさん書かれています。
有名なものだと死人を生き返らせたこと、
水をぶどう酒に、石をパンに変えたことなど、
有名なモーセが海を分けたことも神様の力によるものです。
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漫画『聖☆おにいさん』より


神様のこどもであるイエス様、と書きましたが、
イエス・キリストと呼ばれるイエス様は神様が人間の姿をもってこの世に来られた人です。
イエス様は最期に十字架に架けられてこの世での生涯を閉じました。
これはすべての人類の罪を代わって背負ってくださったためです。
私を含むすべての人類は生まれながらに罪をもっていて、それを悔い改めなくては天国に行くことはできません。
人間の罪はあまりに大きいのですが、その罪を代わって背負ってくれたのがイエス様です。
しかしその3日後に生き返られたのが人間ではなく神様のこどもである証拠なんですねぇ。
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○実際に日常生活はどう違うの?
いろいろと小難しいことを書きましたが、なかなか想像してもらうのは難しいと思います。
普段の生活ではどう違うのかをご紹介していくので、イメージしていただければ嬉しいです!

①食事の前にお祈りをする
海外の映画などで見たことがある人も多いと思います。
(そういえば紅の豚でもありましたね)
日々の食事が食べられるのも神様のお陰という意味で、食前に感謝のお祈りをします。
ちなみに特に文言は決まっていなくて、その時々によって変わったりします。


②日曜日は礼拝に行く
日曜日は安息日といって、仕事はお休みして神様のために使う日にしています。
教会では日曜日の主に午前中に礼拝が行われていて、聖書のお話を聞いたり讃美歌を歌ったりして
神様のために時間をつかいます。
※プロテスタントでは礼拝、カトリックではミサと呼びます。
私はプロテスタントなので礼拝と呼びます。


③困ったときや悩み事があるときはとりあえずお祈り!
先に書いたように神様はなんでも知っていてなんでもできる方なので、困ったことが起こると神様にお祈りして助けを求めます。
キリスト教では人間は無力で神様の力を借りて生きているので、自力で解決しようとするのではなくお祈りして神様に助けを求めます。
他力本願?その通り!


④クリスチャンであるということが全ての基準
クリスチャン=神様に人生を捧げた人です。
自分の欲は捨て、他人から見たときに「クリスチャンって誠実で素敵な人たちだなぁ」と思ってもらえるように過ごします。
見た目が大事なのではなく、そう振る舞うことで神様のすばらしさを間接的に伝えることになるからです。
なのでふさわしくない遊びや言葉遣いなどは避け、慎ましい雰囲気の人が多いです。
とはいってもこの辺りはとても個人差があって、その人が「これなら神様が喜んでくれる!」と思った基準なので外見などでは判断が難しいです。
私は今でこそ落ち着いた(と思っている)のですが、一時期はパンクな恰好をしてましたしそれで教会にも行ってました。笑
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いつかのクリスマス、通っている教会で。
教会で撮った写真がなさすぎて何年も前のです…






長々と書いてしまいましたが、なかなか文面だけでは伝わりにくいことも多いと思います。
でももっとキリスト教について知って欲しい!



そこで!



今月26日の着物BARで宗教トークします!
といっても決して堅苦しいものではありません。
ゲストにお坊さん女子をお迎えし、キリスト教だけでなく仏教についても比較しながらお話しできたらと思っています。
ずばり、イメージは『聖☆おにいさん』!!
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キリスト教・仏教にまつわるお料理を食べながら、ゆる~く宗教の気になるアレコレについてお話しましょう♪
もちろん、通常通りきものの販売やご相談も受け付けています。
当日は無記名の質問箱などもご用意するので、どんなことでも気軽に質問してください!
「こんなこと聞いたら失礼かな…?」なんてことは何一つないので安心してお越しください(^^)
たくさんの方のご来店をお待ちしています!

詳細はこちらから♪


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